脊椎・脊髄病センター
当院整形外科では、脊椎疾患の専門的治療を脊椎・脊髄病センターとして行っています。
脊椎疾患の手術治療を年間約280例行っています。(2017年1月-2023年12月実績年間平均)
7年間では約2200例の手術治療の実績があります。(2017年1月-2023年12月実績合計)
脊椎疾患による麻痺や強い痛みの治療には、手術による治療が必要なことがあります。豊富な治療実績にもとづいた専門的な診断と治療を行います。
また、当院ではご希望の患者に対して、脊椎内視鏡手術(外部サイトへリンク)を行っています。
脊椎内視鏡手術の利点は低侵襲かつ神経をよく観察できることで、出血や感染のリスクを減らし、神経症状の改善、早期退院、早期社会復帰を図ることができます。
対象となる疾患と術式は以下の通りです。
【頚椎疾患】
- 頚椎症性脊髄症に対して、内視鏡下椎弓形成術
- 頚部神経根症(頚椎椎間板ヘルニア、頚椎症性神経根症)に対して、内視鏡下椎間孔拡大術(内視鏡下椎弓切除術)
【腰椎疾患】
- 腰椎椎間板ヘルニアに対して、内視鏡下髄核摘出術
- 腰部脊柱管狭窄症に対して、内視鏡下椎弓形成術、内視鏡下椎弓切除術
- 腰椎すべり症に対して、内視鏡下後方進入椎体間固定術
医師、看護師、理学療法士が共同して、安全で確実な手術治療を受けていただくことを最も優先しています。
脊椎疾患による痛みには、ペインクリニック科で専門的治療を受けていただくことができます。
センター長 山田 高嗣
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