東京都医療連携手帳
当院は、地域医療機関との連携協力体制をより充実させるべく、「東京都医療連携手帳(がん地域連携クリティカルパス)を活用しております。
▼東京都福祉保健局「東京都医療連携手帳(がん地域連携クリティカルパス)について」
https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/iryo/iryo_hoken/gan_portal/chiryou/critical_path.html
東京都医療連携手帳とは
- 都内医療機関が共通に使用できる5大がん(肺がん・胃がん・肝がん・大腸がん・乳がん)及び前立腺がんの地域連携クリティカルパス「東京都医療連携手帳」です。
- 手術など専門的な治療を行った病院とかかりつけ医が協力し、専門的な医療と総合的な診療をバランスよく提供する「共同診療体制」を構築することを目的としています。
東京都医療連携手帳のメリット
■計画に沿った適切な診療の提供
- 診察予定表により、患者さんが「いつ」「どこで」「どんな」検査や診察を受ければよいかが分かる。
- かかりつけ医と当院で患者さんの診療情報を共有できるため、より適切な診療が可能になる。
■2人の主治医がいる安心感
- 『日頃の診察』を担当するかかりつけ医と、『年に何回かの専門的診療』を担当する当院の医師の2人が患者さんの主治医をつとめることで、患者さんは安心して療養することができる。
かかりつけ医で算定できる点数
- がん治療連携指導料:300点(月に1回)
- かかりつけ医において治療計画に基づく診療を提供し、計画策定病院に対して患者さんの診療に関する情報を提供した場合に算定
(非課税) | 1割負担 | 2割負担 | 3割負担 |
---|---|---|---|
がん治療連携指導料 | 300円 | 600円 | 900円 |
東京都医療連携手帳の流れ
1がん連携医療機関登録(すでに登録済みの医療機関は不要)
医師会を通して登録する
-
※東京都内全体の参加施設リストに掲載されます。
- ▶ ご所属の医師会を通して、連携可能な「がん種」をお申し込みください。
当院とのみ個別に連携する
※東京都内全体の参加施設リストには掲載されません。
- ▶ 申込みフォームより、当院と個別に連携可能な「がん種」をお申し込みください。
- ▶ 後日「特掲診療料の施設基準に係る届出書」を貴院宛にお送りいたしますので、必要事項を記入の上、同封の返信用封筒にて返送ください。
- ▶ 当院より関東信越厚生局へ届出書を提出いたします。
2連携依頼・承諾
当院より連携依頼
- ▶当院より、様式1の上段『運用依頼書』PDFを連携医療機関へFAXいたします。
連携承諾後
- ▶ FAXで届いた様式1の下段『受入確認票』PDFを記入し、当院へFAX送信ください。
3患者さんの受診
かかりつけ医受診時
- ▶診察・検査を実施して東京都医療連携手帳に記載いただき、記載ページのコピーを当院へFAXください。記載ページには、サインもしくは印鑑をお願いいたします。
医療連携室 FAX:03-3448-6071 - ▶記載ページのコピーは、連携医療機関にて保管ください。
- ▶がん治療連携指導料(300点)を算定ください。
※「患者さんが手帳を忘れた」「過去の経緯を知りたい」場合は、医療連携室までご連絡ください。
医療連携室 TEL:03-3448-6192