手術部


概要

当院の手術部は、多くの診療科が安全に手術を行えるよう中央診療部門として全12室で機能しています。
内視鏡手術支援ロボットのDaVinci(ダヴィンチ)、人口関節置換術用ロボティックアーム手術支援システムのMako(メイコー)のほか、手術室内で血管撮影もできるハイブリッド手術室などの高度な医療環境を整えており、より複雑な術式、高度な手術、診療科をまたいだ共同手術にも柔軟に対応することが可能です。
執刀する各診療科の医師、麻酔科の医師、手術室の看護師、臨床工学技士、診療放射線技師、薬剤師、臨床検査技師など多職種の医療者が連携して業務にあたることで、患者さんを中心としたチーム医療を実施しています。
東京都指定二次救急医療機関として救急センターも有しており、24時間体制で緊急手術の受け入れも対応しています。手術室をご利用されるすべての患者さんに対して、安心かつ安全な手術医療を提供できるよう、一人ひとりの不安や要望に寄り添い務めてまいります。

関連リンク
ロボット手術センター
ロボティックアーム支援手術 Makoシステム

手術室の看護師より

-手術室の看護師の役割-

私たち手術室の看護師は、患者さんの不安を緩和し、円滑に手術を受けられるように環境を整えています。
手術室の看護師には、器械出し看護師と外回り看護師の2つの役割があります。器械出し看護師は、術野の安全を守り、器械・術式の知識、個々の患者さんに応じた臨機応変な対応に努めながら、医師と共に安全な手術が行われるようにしています。外回り看護師は、術前に取集した情報をもとに、患者さんに必要な看護計画をたて、安全に手術が行われるよう医師、麻酔科の医師、病棟看護師などの他部署と連携を取りながら環境を整えます。
そしてチームで誤認防止、感染防止、体内遺残防止策を立てて患者さんの安全を守る手術室環境作りに取り組んでいます。

-手術を受ける患者さんへ-

少しでも不安をやわらげ、安心して手術を受けていただくために、術前外来で動画視聴による手術室入室から手術開始までの説明や、手術前日には全身麻酔で手術を受ける患者さんに対して術前訪問を行っています。手術への不安や手術室での室温やBGMなどのご要望がありましたら、遠慮なくお話しください(手術当日や手術室内でも大丈夫です)。手術を安心して受けていただけるよう対応いたします。

手術室内の主な装置

DaVinci
DaVinci:内視鏡手術支援ロボット

Mako
Mako:人工関節置換術用ロボティックアーム手術支援システム

ARTIS pheno
ARTIS pheno:ハイブリッド手術室

HASⅢ
HASⅢ:人工心肺装置

MM80
MM80:手術顕微鏡

実績

総手術件数