小児科

感染症防止対策および混雑緩和のために、事前予約をお願いいたします。
受診される際は、事前にお問い合わせください。

(1)概要

小児科では、近年増加している子どものアレルギー疾患の治療や、不登校・発達障害など、子どもの心と行動の問題に対するケアを中心に、お子さんを取り巻くさまざまな問題の解消に努めています。
アレルギー、心理カウンセリング、てんかんなどの小児神経疾患、生まれつきの心臓病など、それぞれの分野ごとに診療を行う体制も設けており、さまざまな子どもの病気を診られる体制を整えています。
また、当院の産科とも協力し合い、小児科の医師もお子さんの出生直後から積極的に新生児ケアに関わっています。これらの取り組みによって、乳幼児期からの「切れ目のない健康管理」を目指しています。

(2)ポリシー

現代の日本では少子化が深刻な問題となっています。その一因として、「子どもを生みにくい、育てにくいと感じる社会構造」も挙げられています。こうした社会問題と向き合い、課題解決に向けて取り組むことも、私たち小児科の医師の役割であると考えています。
当科は、ご家族の子育て支援を行い、育児をめぐるさまざまな不安・疑問にも誠意を持ってお答えしていくことを重視しています。

(3)特徴

「生活の質」を重視した子どもの喘息治療

治療の進歩が目覚ましい小児気管支喘息に関しては、最新の「気管支喘息ガイドライン」に則った標準的な治療を心がけています。
当科では、小児気管支喘息を持つ患者さんが通常の学校生活や運動などに取り組めるよう「生活の質(QOL)の向上」を目標に掲げており、すでに起こっている喘息発作を抑えるだけでなく、発作を起こさないための治療を重視しています。

子どもの心や行動の問題に寄り添う

当科は、体の病気に対する治療だけでなく、ことばや運動発達の遅れ、不登校や心身症など、お子さんが抱える多様な問題・特性に向き合いながら、お子さんとご家族に寄り添った対応方法について一緒に考えていきます。

乳幼児健診・予防接種による健康管理

当科では、麻疹・風疹など、感染すると健康に危険が及ぶ病気を防ぐために予防接種を実施しています。予防接種には、一定の期間内であれば無料(公費負担)で受けられる定期接種と、自費や助成制度を活用して受ける任意接種の2種類があります。どちらのワクチン接種にも対応していますので、接種スケジュールや費用についても、ぜひお気軽にお問い合わせください。
また、乳幼児健診については、東京都23区の公費負担制度をご活用いただけます。
予防接種と乳幼児健診は、いずれも当院で生まれたお子さんに限らず、広く受け付けています。乳幼児健診の際には、お子さんの成長や発達の度合いを診るだけでなく、ご家族の育児上の疑問にもお答えしています。


受診される方へのメッセージ

当科のスタッフは皆、患者さんやご家族に対するわかりやすい説明を心がけています。
また、診断に基づいた適切な指導を行うことにも努めています。正確な診断のために検査を行うこともありますが、受診されたお子さんの負担とならないよう、必要最低限の検査項目になるよう工夫を重ねています。
このほか、当科では不必要な抗生物質の投与や長期処方をしないことも重視しています。

部長 小林 朋佳