集中治療部
集中治療部にて入室される患者さんは、内科系外科系を問わず重篤な疾患を有する患者さんで、心臓血管外科、脳神経外科、消化器外科など侵襲の大きな手術後の患者さん、救急外来に運ばれてきた重症の患者さんです。さらに、当院の集中治療部は、脳卒中を発症した患者さんを早期に収容し早期に治療するという脳卒中専門治療部門(stroke care unit:SCU)の機能も果たしています。最新の医療機器を積極的に配備し、トレーニングされた医師・看護師・臨床工学士が緊密な連携をとって集中的な治療を行うよう、心がけております。「患者さんが、安心して治療を受けられ、早期に元の生活に戻れるように援助する」ことをモットーにしています。院内感染には、特に注意を払い、手洗いの徹底、サーベイランスによる感染率の把握、看護の改善に努めています。また、呼吸理学療法や深部静脈血栓症を予防するための看護や早期リハビリテーションにも積極的に取り組み、患者さんが合併症なく、順調に回復するように、努力しています。