印刷する高血圧・腎臓内科 後期研修プログラム
一般研修目標（GIO）
高血圧・腎臓内科医師として腎臓疾患, 高血圧, 血液浄化療法, 膠原病疾患を認識,理解し,診断能力を習得する。
具体的研修目標（SBOs）
高血圧・腎臓内科医師として
腎臓疾患, 高血圧, 血液浄化療法, 膠原病疾患に対する病歴を取ることが出来る（入院、外来）。
腎臓疾患, 高血圧, 血液浄化療法, 膠原病疾患に必要な身体所見を取ることが出来る（入院、外来）。
腎炎（慢性糸球体、間質、急性糸球体、間質、急速進行性など）
- 腎生検検査を助手として行える。
- 腎生検検査をひとりで行える。
- 腎生検所見を読むことができ, 治療を考えることが出来る。
- 治療方針にのっとり慢性糸球体腎炎の治療を行える。
- 外来で慢性糸球体腎炎の治療を行える。
腎不全 (急性, 慢性)
- 腎不全(急性, 慢性)の診断が出来る（入院、外来）。
- 腎不全(急性, 慢性)の診断のため検査結果の評価をすることが出来る（入院、外来）。
- 腎不全(急性, 慢性)の治療ができる（入院、外来）。
- 腎不全(急性, 慢性)患者の管理が出来る（入院、外来）。
血液浄化療法
- 血液浄化療法の適応を判断できる（入院、外来）。
- 血液浄化療法がおこなえる（組み立て、透析量計算など）（入院、外来）。
- 急性、維持透析患者の管理ができる（入院、外来）。
高血圧
- 高血圧(一次性, 二次性)診断のために必要な検査が出来る（入院、外来）。
- 高血圧(一次性, 二次性)診断のための検査結果の評価をすることが出来る（入院、外来）。
- 高血圧(一次性, 二次性)の治療方針が立てられる（入院、外来）。
- 高血圧(一次性, 二次性)の治療ができる（入院、外来）。
- 高血圧患者の管理が出来る（入院、外来）。
膠原病
- 膠原病の診断ができる（入院、外来）。
- 膠原病の治療の選択ができる（入院、外来）。
- 膠原病の治療ができる（入院、外来）。
- 膠原病患者の管理が出来る（入院、外来）。
学会、論文作成など
- 学会、研究会に積極的に参加する。
- 学会、研究会で積極的に発表する意志がある。
- 学会、研究会で積極的に発表するための抄録が記載できる。
- 学会、研究会で積極的に発表するための準備できる。
- 学会、研究会で積極的に発表できる。
- 医学論文を積極的に読んでいる。
- 医学論文を作成する意思がある。
- 医学論文を作成できる。
経験すべき腎・尿路系（体液・電解質バランスを含む）疾患
- Ａ 急性腎不全
- Ａ 慢性腎不全
- Ａ 透析
- Ａ 原発性糸球体疾患（急性・慢性糸球体腎炎症候群、ネフローゼ症候群）
- Ａ 全身性疾患による腎障害（糖尿病性腎症、膠原病）
- Ａ 高血圧症（本態性、二次性高血圧症）
- Ｂ 泌尿器科的腎・尿路疾患（尿路結石、尿路感染症）
方略（LS）
- 毎日の回診あるいは申し送りにおいて、入院担当患者について問題点を提示し、指導医、上級医と検討を行う。
- 入院担当患者の病歴聴取、診察を行い、カルテに記載し、記載内容、治療方針などについて指導医、上級医と検討する。
- 救急患者、予約外患者の診察を率先しておこない、記載内容、治療方針などについて指導医、上級医と検討する。主治医となる。
- 外来診療を行う。
- 症例カンファレンスにおいては、症例を提示し、指導医、上級医との討論を行う。
- 学会や研究会での発表を行う。
評価（EV）
- 症例の理解度の評価
- 入院患者プレゼンテーション、診療録、退院時のサマリーでの理解度の評価
- 外来患者プレゼンテーション、診療録記載での評価
- 学会発表、論文作成での評価