ご来院の皆様へ

高度な医療を提供するために

当院は、高度な医療の提供を行う200床以上の急性期医療機関です。
当院は、外来診療にあたり、地域医療機関との機能連携・分担を推進するため、日常的な医療（よくかかる疾患）をかかりつけ医が担当し、非日常的な医療（かかりつけ医では対応困難な疾患）をかかりつけ医の紹介によって当院の専門医が担当するように進めています。健康診断のための検査の場合は、人間ドックをお勧めしております。
日常的な疾患や、手術・治療等のあとで病状が安定化した場合には、担当医から地域医療機関への紹介を積極的にお勧めしております。こうした方向性は国から当院に求められているものです。わが国の高齢化社会の中で、当院が急性期病院として、地域における役割を果たすべき責務について、ご理解を賜りたいと思います。
地域医療機関への紹介後の病状変化等に伴う再診療及び救急受入においては適切に対応いたしますので、再診療の場合にもかかりつけ医からの紹介状の持参をお願いいたします。長年当院に通院している患者さんにはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

「初期症状の診療は診療所・クリニック、高度・専門医療は病院（200床以上）で」という医療機関の機能分担を目的に制定された制度です。
そのため当院は、国から高度・専門医療を提供する急性期病院としての役割を果たすよう求められております。
また、地域医療支援病院に承認され、診療報酬制度でも、選定療養費徴収が義務付けられております。