禁煙外来


診療時間のご案内

受付時間

午前 8:30 ~ 11:00
午後 1:00 ~ 3:00

休診日

土曜日、日曜日、祝日・振替休日、年末年始

外来担当一覧


禁煙について、日本循環器学会等では「喫煙はわが国のような先進国において疾病や死亡の原因の中で防ぐことの出来る単一で最大のものであり、禁煙は今日最も確実にかつ短期的に大量の重篤な疾病や死亡を劇的に減らすことのできる方法です。」 (日本循環器学会ほか,2014)と禁煙治療の効果について言及しています。
喫煙を単なる習慣や嗜好と考えるのではなく、「ニコチン依存症」という病気としてとらえ、必要な治療を行います。2006年4月から禁煙治療が保険適用されることになり、一定の条件を満たした喫煙者なら、どなたでも治療を受けることが出来ます。治療には禁煙補助薬を使用した薬物療法と医師や看護師によるカウンセリングが中心となります。

(引用文献)日本循環器学会、日本肺癌学会、日本癌学会 、日本呼吸器学会『禁煙治療のための標準手順書 第6版』(2014), 2p

治療対象

以下の条件をすべて満たした場合は、保険適応になります。
※当院の禁煙外来では、保険適応のみを対象としております。条件を満たされない場合でも、他の医療機関<自由診療(全額自己負担)を行っている医療機関>での治療は可能です。

  1. 直ちに禁煙しようと考えていること
  2. ニコチン依存症に係るスクリーニングテスト(TDS)の結果が5点以上で、ニコチン依存症と診断されたものであること
  3. 35歳以上の者はブリンクマン指数(=1日の喫煙本数×喫煙年数)が200以上であること
  4. 禁煙治療について説明を受け、治療を受けることを文書により同意していること

※過去に医療機関にて禁煙治療を受けたことのある方の場合、前回の治療の初回診療日から1年経過していること
上記2および3の確認には事前に【禁煙外来チェック表】を行ってから、当院代表電話番号へお電話ください。(予約をお取りする際に、チェック表の合計点数を確認させて頂きます。)

禁煙治療の流れ(標準禁煙治療プログラム)

≪12週間に5回の禁煙治療≫

  1. 初回診察 (1回目)
  2. 再診 (2回目~5回目)
    (初回診察から2,4,8,12週間後 (計4回))

治療薬

禁煙のための補助薬を使うことで、ニコチン切れの離脱症状があらわれにくくなり、禁煙を続けやすくなります。禁煙補助薬には、ニコチンを含まない飲み薬、ニコチンパッチ、ニコチンガムの3種類があります。医師が処方し、健康保険等が使えるのは、ニコチンを含まない飲み薬と、医療用のニコチンパッチです。ニコチンガムと、一部のニコチンパッチは、薬局で買うことのできる一般用医薬品になります。
バレニクリンは喫煙による満足感もおさえます。ニコチンパッチ、ニコチンガムを使うと禁煙の成功率が各々約1.7倍、1.4倍、バレニクリンを使うと約2.3倍高まります(日本循環器学会ほか,2014)。

①バレニクリン

  • ニコチンを含まない飲み薬です。
  • 禁煙時の離脱症状だけでなく、喫煙による満足感も抑制します。
  • 禁煙を開始する1週間前から飲み始め、12週間服用します。

②ニコチンパッチ

  • ニコチンを皮膚から吸収させる貼り薬です。
  • 毎日1枚皮膚に貼り、離脱症状を抑制します。
  • 禁煙開始日から使用し、8週間の使用期間を目安に貼り薬のサイズが大きいものから小さいものに切り替えて使用します。
  • 高用量の剤形は医療用のみです。

③ニコチンガム

  • 薬局薬店で購入します。
  • 口の中の粘膜からニコチンを吸収させるガム製剤です。
  • タバコを吸いたくなった時に、1回1個ゆっくり間をおきながらかみ、離脱症状を抑制します。
  • 禁煙開始日から使用し、12週間の使用期間を目安に使用個数を減らしていきます。

費用の目安

医療費の3割を自己負担した場合の費用は、約3ヶ月の治療スケジュールで1万3,000円(ニコチンパッチの場合)~2万円(バレニクリンの場合)(非課税)程度です。
※当院の禁煙外来は、保険適用のみを対象としております。自由診療(全額自己負担)の金額につきましては、自由診療を行っている他の医療機関にご確認ください。

  • ※過去に保険による禁煙治療をすでに受けた方は、1年以内に再度保険による禁煙治療を受けることは出来ません。
    前回の治療の初回診察日から1年経過しないうちは、自由診療となります。

(引用文献)日本循環器学会ほか『禁煙治療のための標準手順書 第6版』(2014), 18p 健康保険等で禁煙治療のみを行った場合の自己負担額(3割負担として13,080円~19,660円)に基づいています。

喫煙は患者様の健康の害になるだけでなく、周囲や家族の方への受動喫煙による健康被害の危険が生じます。喫煙習慣の本質はニコチン依存症であり、禁煙は、本人の意志の力だけではなかなか達成できません。禁煙治療を受け、離脱症状が起こっても上手く乗り越えられるアドバイスや問題解決策を提供し禁煙できるようサポートします。また、禁煙が継続できるよう長期的なフォローアップを行い支援してきます。一人でも多くの方が禁煙に成功できるよう願っております。 

受診の流れ

禁煙外来は、他の医療機関からの紹介状をお持ちで無い方もご受診いただけます。
別途、選定療養費がかかりますことを御了承ください。
事前に【禁煙チェック表】を行ってから、代表電話番号へお電話にてご予約ください。

外来担当医

禁煙外来(予約制)2019年5月13日(月)より開始

午前
午後 (予約制)
第1.3.5 太田
第2.4 林

予防医学センター長 郡司 俊秋