他科との連携・サポート体制が充実!

スムーズな院内連携で総合病院ならではの治療を提供します。

整形外科

整形外科と連携した治療は当院の特徴の一つです。肩、膝、股の関節はもちろん、脊柱、肩関節や手の外科の専門チームがあることは当院の大きな強みです。患者さんの困り事は一人ひとり異なります。例えば、茶道の先生であれば「釜のふたをつまんで開けたい」といったご要望も。

皮膚科

必要に応じて皮膚科と連携して治療に取り組んでいます。例えば乾癬については、紫外線を当てる「光線療法」も取り入れており、患者さんによっては飲み薬以外の方法での治療も可能です。また、皮膚からの感染症である蜂窩織炎(ほうかしきえん)を防ぐために、白癬(水虫)のケアやフットケアにも丁寧に対応しています。

看護師のサポート

膠原病の治療はスタッフのサポートも重要です。特に看護師は丁寧で優しい対応を心がけています。医師に聞きづらい心配事もお気軽にご相談ください。薬の服用スケジュールや、自己注射の方法などもわかりやすく説明しています。

リハビリが必要になったら

リハビリテーション科のスタッフによる丁寧なリハビリを提供します。入院する場合は、退院後の生活を見据え、理学療法士がご自宅まで出向き、生活動線や患者さんの動きに合わせた手すりの取り付けをお手伝いすることも。

Checklist

症状の「時間の経過」がわかる「具体的」な情報がポイント!

自分の症状を上手に説明するために病院に行く前のチェックリスト

症状を時間の流れで整理した記録のイラスト

症状を時間の流れで整理した記録

熱、痛み、皮疹、息切れなどの症状がそれぞれ「いつからどの部位に始まったか」「どんな時に出るか」「どれくらい続くか」をメモしましょう。カレンダーへのメモや、スマホの写真・動画による症状の記録もあると◎

生活の中での「困り具合」をメモしたイラスト

生活の中での「困り具合」を具体的にメモ

体の「どこが・どのように痛いのか」、そのせいで「何ができないのか」も整理しておきましょう。「両手の指がじんじんしびれて、蛇口がひねれない」といった具体的な説明が診断の鍵になることも。

検査結果のイラスト

今までの検査結果

レントゲン、エコー、CT、MRIなどの画像診断や、尿・血液の検査結果、定期健康診断の結果もあれば持参しましょう

お薬手帳のイラスト

薬の服用状況

現在や過去にどんな薬をどの程度飲んでいるかの情報も、適切な診断には欠かせません。
お薬手帳も忘れずに!

陶山先生メッセージ

病気を早く正しく診断するには、症状についての適切な説明が必要です。特に「時間の経過」がわかる「具体的」な情報があると助かります。上のリストを参考に、準備してから受診いただければうれしいです。

知っておきたい!気になる医療費補助の話

高額療養費制度

医療費が高額になっても、1ヵ月の間にあらかじめ決められた上限額を超えた場合、その超過分の金額を支給してもらえる制度です。支給は、患者さんが加入する健康保険組合や国民健康保険といった公的医療保険が担います。上限額は患者さんの所得によって異なります。

詳細はこちらをご覧ください
厚生労働省「高額療養費制度を利用される皆さまへ」

指定難病

膠原病の疾患のいくつかは厚生労働省によって「指定難病」に指定されており、医療費の補助対象です。重症度などの条件に該当すれば、当院のような「難病指定医療機関」を受診する際に医療費の助成を受けられます。支給期間は原則として1年以内。診断日から1ヵ月さかのぼって請求することも可能です。

補助対象となる膠原病の例