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スペシャリスト Specialists

  1. がん看護専門看護師

    資格取得を目指した理由

    新人の時に上部消化器外科病棟に配属され、がん患者さんの周手術期~終末期の看護に携わっていました。手術直後の方から抗がん剤治療を受ける方、看取りの場まで多くの経験をする中で、もっと自分自身の専門性を高めたいと思い、大学院へ進学しがん看護専門看護師の資格を取得しました。

    仕事内容

    がん相談支援センターにて、がんの診断から治療、その後の療養生活、さらには社会復帰と、生活全般に渡ってがんに関するあらゆる相談に院内外問わず対応しています。また、患者会の運営や就労支援、社会保険労務士によるお仕事相談会の開催も行っています。がん看護外来も担当し、病状告知後の患者さん・ご家族の病状理解の援助や精神的支援を行っています。院内のラダー教育にも携わり、院内スタッフへの教育指導を行っています。

    今後の目標

    がん患者さん・ご家族が、診断を受けてから治療期~終末期まで納得して意思決定ができるように、院内の多職種と連携しながらサポートをしていきたいと思います。そのために、自分自身のスキルアップを目指して自己研賛を継続していきたいです。また、院内スタッフががん看護に興味を持ち、がん看護が好きになってもらえるよう、教育などを通じて貢献できたらと思います。

  2. 脳卒中リハビリテーション 看護認定看護師

    資格取得を目指した理由

    脳神経看護に携わる機会が多くあり、専門性を極めることで脳神経系患者に対する看護の質の向上を目指したいと思い、認定看護師を目指しました。

    仕事内容

    所属部署では、重篤化を回避するためのモニタリングとケア、合併症・廃用症候群予防と早期リハビリテーションを実践しています。院内研修にはファシリテーターとして参加しており、院内における脳卒中発症患者の事例検討、ケアや学習会の相談・指導も行っています。また、rt-PA静注療法及び機械的血栓回収療法施行患者の早期治療に向けて、多職種連携を図っています。

    今後の目標

    脳卒中は、健康寿命を損ねる原因の疾患(寝たきり:要介護5)第1位にあります。急性期に重篤化回避のためのモニタリングとケア、合併症・廃用症候群予防と早期リハビリテーションを実践しつつ、生活期に向けて再発・合併症・重篤化予防のための相談や支援を多職種と連携して行い、シームレスな看護を目指していけたらと考えています。

  3. 救急看護認定看護師

    資格取得を目指した理由

    救急センターで勤務していると、様々な患者さんの対応をすることになります。救急センターにはとても痛がっている人や苦しんでいる人、症状が改善して軽症に見える人、救命を必要としている人、転倒して擦り傷を負った人や出血が続いている人、精神的な症状を訴える人など多種多様な患者さんが来ます。

    また、救急センターの看護師は入院中の患者さんが急変した場合にも対応します。これらの患者さんに対応していくためには幅広い知識や技術が必要だと思い、救急看護認定看護師を目指しました。

    仕事内容

    救急センターでは救急車や自力で来院する患者さんの対応を行っています。救急車で来院する患者さんで一刻を争う状況では、他のスタッフや医師と協力し迅速な対応を心がけています。自力で来院する患者さんの中には、重い病気を抱えている方もいます。そのような患者さんにトリアージを行い、医師と連携をとることで隠れている病気を見逃さないようにしています。

    また、BLSやICLSでインストラクターとして活動し、急変時の対応技術の向上に努めています。災害時にも対応できるように、病院全体の災害訓練を企画・実施し災害対応力の向上を図っています。現在は救急センターと教育支援開発部門を兼任しています。新人教育からラダー研修の企画・運営に参加し、人材育成とともに認定看護師などのキャリアアップを支援しています。

    今後の目標

    救急センターでの患者対応には、確実な救命技術や苦痛・症状の緩和が求められます。患者さんは少なからず不安を抱えているため、安心感を与えられるような優しさも必要です。救急センターを受診した患者さんやご家族が、受診して良かったと思えるような看護を提供したいです。このような看護を自分が実践していくことで他のスタッフにも浸透し、患者さん・ご家族が優しさを実感できる救急看護を目指していきたいです。

  4. 糖尿病看護特定 認定看護師

    資格取得を目指した理由

    糖尿病は慢性疾患であり他の疾患を合併していることが多く、治療は複雑化しています。さらに様々なライフステージの方がおり、多種多様な生活に対応した個別的な治療や支援が求められます。

    糖尿病看護認定看護師として患者さんに関わる中で、糖尿病や糖尿病が影響を与える疾患・治療についてさらに知識を深め、もっと広い視野で患者さんの生活や治療をサポートできる力をつけたいという思いが強くなり、上長や医師など周囲のスタッフの協力を得て特定行為研修を受講しました。

    仕事内容

    外来では医師の診察前に療養指導内で外来通院中の患者さんに、病棟では主科医師より糖尿病・内分泌内科に併診依頼のあった入院患者さんに生活状況・人生観・疾患や治療に対する思いなどを確認し、検査データや身体所見などの医学的側面と合わせてインスリン単位の調整を行っています。いずれも糖尿病専門医に相談し直接指示のもと業務に従事しています。

    今後の目標

    私の活動を院内スタッフに知ってもらえるよう活動を広めていきたいと思います。また、臨床推論や疾患・臨床病態概論などを学び特定行為を実践する中で、以前より医師の治療に対する考えなど理解できる部分が広がったため、それを担当看護師に伝え、また看護師の意図は医師に伝え、スタッフ同士をつなぐ存在になっていきたいです。さらに経験を積むことで判断能力を高め、スタッフと協力しながら、病態を捉えつつ患者さんが望む人生をサポートできる看護師でありたいと思います。

募集要項 ナース専科就職ナビ