病院の待ち時間、「何もせずじっと待つだけ」で終わっていませんか? 実はその時間を少し活用するだけで、体の調子を整えたり、不調の予防につなげたりすることができます。特に、長時間同じ姿勢で座っていると、足の血流が滞りやすくなり、むくみやだるさ、エコノミー症候群のリスクも高まります。また、スマホやテレビを見続ける姿勢が続くと、首や肩の凝り、猫背や腰痛の原因にも。そんな時こそ、「座って簡単体操」がお勧めです。動きはとてもシンプルですが、筋肉を優しく刺激し、血流を促し、姿勢改善や呼吸の深まりにもつながります。
「動かない時間」が続くと体はどうなる?
- 血液循環が悪くなり、足のむくみや冷えを引き起こす
- 姿勢が崩れ、背中や腰に負担がかかる
- 呼吸が浅くなり、自律神経のバランスが乱れやすくなる
こまめな運動を続けると…
- ふくらはぎや足首を動かすことで、血液の循環が促進される
- 肩や胸を動かすことで、呼吸が深まり、リラックス効果も
- 正しい姿勢を意識することで、全身の疲れにくさが改善

- 病院の待ち時間に座っていると疲れてしまう方
- 姿勢の悪さが気になる方
- 足のむくみや冷えを感じやすい方
- 運動不足を感じているが、なかなか始められない方

① 足首回し
血流改善・エコノミー症候群予防

椅子に浅く腰掛け片足を少し浮かせて足首を大きくゆっくり回す
② 踵・つま先の上下運動
ふくらはぎポンプ運動

座ったまま、踵だけ、つま先だけを交互に上げ下げ
③ 肩回し
肩凝り・姿勢改善

肩をすくめてから後ろに大きく回す
④ 背伸びストレッチ
姿勢改善・呼吸を深く

両手を頭の上で組み大きく伸びをして3秒キープ
⑤ 胸開きストレッチ
猫背・呼吸機能の改善

両手を背中側で組んで、胸を張りながら深呼吸
