「仕事」のこと

がんの治療は、医療技術や治療薬の進歩により、通院による治療が可能な場合が増えてきました。しかし一方で、がんと診断されて退職・廃業した人は就労者の19.8%、そのうち、初回治療までに退職・廃業した人は56.8%となっています。

がん患者さんが仕事を退職した理由として、「職場に迷惑かけると思った」「がんになったら気力・体力的に働けないだろうと考えたから」といったがん治療に対する漠然とした不安が上位に挙がっていました。
「働くこと」にはいろいろな意味があります。治療費のため、生きがいのため、キャリアアップのため、社会とのつながり・・・など患者さんそれぞれに働く意味があると思います。がんと診断された時点で仕事は続けられないと思い込まず、まずは仕事を続けることを一緒に考えてみませんか?
厚生労働省はがん患者の離職を防ぐために、主治医と会社が連携して患者さんの就労をサポートする「仕事と治療の両立支援事業」を推進しています。当院でも両立支援コーディネーターの研修を受けたスタッフが支援を行ったり、社会保険労務士によるお仕事相談会を毎月開催しています。
お仕事相談会についてはがん相談支援センターをご覧ください

*仕事と治療の両立支援(厚生労働省)

がん治療を続けることによる就労の悩みも病院で相談できます。主治医や病院スタッフにお話してみてください。

不安なことなんでもご相談ください! 「がん相談支援センター」

相談方法

電話相談または対面相談(費用無料) (対面相談時はプライバシー確保のために個室相談室もございます)

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