A.飲み方を守って頂くことが大切です。
そのうえで必要に応じて副作用対策を行っていきます。

薬剤部 大久保 絢子

痛み止めには様々な種類があり、気を付けるポイントは異なります。

よく使用されるロキソプロフェンなどの痛み止めでは、胃の痛みのような消化器症状が起こることがあります。対策として胃薬と一緒に服用すること、食後に服用することなどがあります。その他にもトラマドールといわれるお薬では眠気、吐き気、便秘といった副作用が知られています。眠気は4~5日、吐き気は1~2週間、便秘は薬を服用している間で生じやすいといわれています。必要に応じて吐き気止めや下剤を使用していきます。

すべての人に副作用が起こるわけではありませんが、決められた量より多く飲んでしまうと副作用が出やすくなるので、飲み方を守って頂くことが大切です。気になることがあればいつでもスタッフに相談してください。