退院された患者さんへ~薬剤師の仕事~

患者さんが当院を退院した後は、治療の場が自宅や施設などに移ります。
このため、お薬の受け取りや説明を受ける場は地域の調剤薬局が中心となります。
では、退院された患者さんに対して当院の薬剤師が全く関与しなくなるのか…?というと、決してそんなことはありません。

  • 自宅でお薬を正しく使用できているか?
  • お薬について何か困っていることはないか?

など、これらの点においても、実は薬剤師が引き続きサポートを行っています。

地域の調剤薬局とは治療に関する情報を共有し、その情報をもとに当院内で医師や看護師とも連携をとりながら、患者さんの外来通院での治療をサポートしています。

仕事中の様子

特に、より専門的なサポートを必要とする外来通院で抗がん剤治療を受ける患者さんには、「薬剤師外来」をはじめとして、医師による診察の前後で薬剤師が副作用のチェックや対策の説明を対面で行っています。

また、抗がん剤治療に限らず、「薬カウンター」も設置されており、お薬に関する疑問や不安が生じた場合は、営業時間であれば予約無しで気軽に利用していただけます。お薬でお困りのことがありましたらぜひご活用ください。

※薬カウンターではインターフォンを押して薬剤師をお呼びください。
外来案内図