患者さん一人ひとりに適した治療を提供
日常生活における手の使い方は人それぞれ異なります。「足腰が悪く、動作のたびに手で支える必要がある」といった生活環境や、主婦と肉体労働者など職業によっても、手に求める役割は千差万別です。患者さんの困りごとが一人ひとり異なるように、その方にとって何が最善の治療法なのか、100%の正解はありません。当院では手外科専門医が、患者さんの生活状況やご要望を丁寧にヒアリングしながら、一人ひとりにとって適した治療法を、さまざまなオプションの中からご提案させていただきます。
強固な院内連携を強みにチーム力で患者をサポート
当院の手外科センターの大きな特徴の一つが、作業療法士によるリハビリを導入している点です。整形外科のリハビリといえば、理学療法士のイメージが強いかもしれませんが、手に関しては、細かな作業のリハビリに特化した作業療法士の力が欠かせません。 手外科は整形外科の中でも専門性の高い領域で、たとえ手術が成功しても、リハビリが不十分であれば、良い結果が得られないことも多々あります。手外科の治療は医師、作業療法士、患者さんの三位一体で取り組んでこそ、良好な成果が望めるのです。当院では医師とリハビリスタッフが密に連携し、カンファレンスなどで患者さんの情報を共有しながら治療を進めています。
Column:日本手外科学会認定研修施設でもある当院の強み
大江隆史院長、森崎裕整形外科主任医長、高本康史医長という日本手外科学会の手外科専門医3名体制で診療にあたっています。その3人と作業療法士が連携してチーム医療を実践しています。手疾患における経験の蓄積によって、3人それぞれが専門知識と技術を総動員して治療にあたっています。「この3人ならば、誰に治療を受けても、納得してもらえる治療を提供できる」と高本医長。森崎主任医長も「専門的なリハビリを含む恵まれた医療体制で、地域医療に貢献したい」と、病診連携の強化に取り組んでいます。

専門医による治療に加え、症例に応じて作業療法士によるリハビリテーションも行っています。チームワークを活かし、患者さんをサポートいたします。

開業医の先生方が「患者さんの治りが思っていたより悪い」「経過が良くない」と感じた時は、気軽にご相談いただければうれしいです。ご紹介いただいた患者さんを一緒に診るパートナーになれたらと考えています。
患者さんが安心して治療を続けられるよう、地域の先生方と連携しながら手外科専門医による立場からサポートします。どうぞ遠慮なくご相談ください。

先生にお話しを聞きました!

整形外科(手外科) 主任医長 森崎 裕 2002年東京大学医学部卒業。同大学医学部附属病院、茨城県立中央病院、さいたま赤十字病院、名戸ヶ谷病院、米国Mayo Clinicなどでの勤務を経て、2022年より当院勤務。日本整形外科学会整形外科専門医。日本手外科学会手外科専門医。

整形外科(手外科) 医長 高本 康史 2004年順天堂大学医学部卒業。災害医療センター、日立総合病院、東京都立墨東病院、名戸ヶ谷病院、東京大学医学部附属病院、米国Kleinert Kutz Hand Care Centerなどでの勤務を経て、2019年より当院勤務。日本整形外科学会整形外科専門医。日本手外科学会手外科専門医。

