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初期臨床研修プログラム:肺外科

15 肺外科

1. 基本的事項の理解

GIO:放射線医療業務に関する基本的な知識、主義技術を習得する。

SBOs:

  1. 肺癌を理解し、その手術適応を知る。
  2. 自然気胸を理解し、その手術適応を知る。

2. 患者の診察

GIO:一般的な診察を行い、それを客観的に伝える。

SBOs:

  1. 病歴・身体所見を必要十分にとることができる。
  2. 胸部の理学所見(とくに聴診・呼吸運動)をとることができる。
  3. 入院全経過を通じて、患者との良好な関係を維持できる。
  4. 必要事項をカルテにSOAPを用いて正確に記載できる。
  5. カンファランス時などに正確に発表することができる。

3. 画像読影

GIO:胸部単純X線画像・胸部CT画像に慣れ親しむ。

SBOs:

  1. 胸部単純X線画像の正常像を理解する。
  2. 胸部CTの正常像を理解する。
  3. 肺癌の胸部単純画像を理解する。
  4. 肺癌の胸部CT画像を理解する。
  5. 肺癌以外の胸部単純画像を理解する。
  6. 肺癌以外の胸部CT画像を理解する。

4. 気管支鏡

GIO:気管支鏡検査の必要性と安全性(危険性)を理解する。

SBOs:

  1. 検査に参加して、正常気管支鏡所見を数多く経験する。
  2. 検査に参加して、前処置(咽喉頭麻酔など)を実施できる。
  3. 検査に参加して、患者さんの苦痛を共有する。

5. 術前術後管理

GIO:手術を成功に導くもの、すべては周術期管理にあることを体得する。

SBOs:

  1. ルーチンの術前検査を必要十分に施行できる。
  2. 禁煙や運動などの術前の必要事項を、患者に説明指導できる。
  3. すべての術後管理に参加して、術後管理の大原則を実際に理解する。
  4. 術後ICU管理を、スタッフの一員として経験する。
  5. 術後水分管理を、スタッフの一員として経験する。
  6. 胸腔ドレーン管理(吸引・水封・抜去)のタイミングを勉強する。
  7. 胸腔ドレーンを抜去することができる。

6. 術前術後管理

GIO:手術の雰囲気を知り、その責任をスタッフの一員として共有する。

SBOs:

  1. 胸腔内のマクロの解剖を充分に理解する。
  2. オーソドックスな開胸・閉胸を術者として行うことができる。
  3. 胸腔鏡の挿入・抜去を術者として行うことができる。

7. 呼吸器外科的な基本手技・処置

GIO:呼吸器外科的な基本手技・処置を多く経験する。

SBOs:

  1. 超音波で胸水の診断ができ、安全に胸水穿刺ができる。
  2. 胸腔ドレーン(トロッカー)の挿入ができる。

8. 患者あるいは家族との面接

GIO:患者あるいは家族に対する基本姿勢を学び、意識を共有する。

SBOs:

  1. すべての術前説明に同席する。
  2. 可能なかぎり、術後結果説明に同席する。
  3. その他必要で開かれる患者あるいは家族との面談に出席する。