ご来院の皆様へ
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紹介状持参のお願い
外来患者の皆さまにおかれましては当院を受診される際はお近くの医院、クリニック、またはかかりつけの医師からの紹介状(診療情報提供書)をご持参いただきますようお願いいたします。 -
お薬手帳持参のお願い
当院にご来院の際には、お薬手帳を必ずご持参ください。
受診時に医師や薬剤師にお薬手帳を提示することにより、患者さんの情報が正しく伝わり、薬の重複や飲み合わせの確認ができます。
心臓弁膜症外来
診療時間のご案内
心臓弁膜症外来
心臓弁膜症の患者さんが、適切な治療がうけられるための外来枠を設けました。
- 心臓の弁が悪いと言われた
- 胸に雑音が聞こえると言われた
- レントゲンで心臓が大きいと言われた
- 手術の時期を迷っている
- 手術を勧められて迷っている
- 手術の内容について詳しい説明を受けたい
- 弁形成や人工弁について詳しく知りたい
上記の患者さんを対象といたします。
外来開設時間:金曜日午前(診療時間9:30~12:00 受付8:30~11:00)
1.弁膜症とは
心臓には4つの部屋が有り、各部屋の出口には血液が逆流しないように弁がついています。心臓弁膜症とはこの弁が正しく機能しなくなった状態であり、弁が硬く狭くなった状態を狭窄症、きちっと閉じないで逆流を生じた状態を閉鎖不全症といいます。多くの場合問題となるのは左心室の入口と出口にある僧帽弁と大動脈弁で、右心室の入口と出口にある三尖弁と肺動脈弁が問題となるのはまれです。
2.弁膜症の治療
弁をなおす基本的な治療は手術しかありませんが、弁が悪いからすぐ手術をすると言うことではありません。大切なことは本当に手術が必要かどうかの手術適応を正しく決めることと、どの時点で手術を行うことが最も良いかをそれぞれの患者さんについて検討することです。これには心臓だけでなく、年齢や心臓以外の病気の有無、また、社会的背景も考慮することが大切です。また、手術を行う場合でも自分の弁を修復する弁形成手術を行うか、人工弁に取り換えてしまうのか、さらに人工弁はどの弁が最も患者さんに適しているかなど、幾つかの選択枝が有ります。
3.対象となる病気
大動脈弁狭窄症、大動脈弁閉鎖不全症、僧帽弁狭窄症、僧帽弁閉鎖不全症、三尖弁閉鎖不全症、連合弁膜症、感染性心内膜炎、心房細動
予約をご希望の方は、お問い合わせフォームより「心臓血管外科外来 受付」までご連絡ください。